コラム合戦~夏の陣~#18
「TSUTAYA AI 」導入 業績回復目指す
要約
TSUTAYAが直近100件のツイートをAIで分析し、おすすめ20作品をレコメンドするサービスを開始した。これにより焦点を絞ったマーケティング展開が期待される。プロトタイプ公開では約15万人が利用し、300万インプレッションを稼いだ。AIサービスがつたや図書館に次ぐTSUTAYAの強みになるか注目される。
感想
「Netflix」 や「Amazon prime」 ビデオなどのライバル企業が業績を伸ばす中でTSUTAYAは2017年度に70店舗以上を閉店している。AI導入はネット動画配信サービスでの遅れを取り戻すためとはいえ、とりあえずAIを導入すればいいという考えは新鮮味がない気がする。そこであえてIT時代についていけない人向けのサービスを展開してみるというのも面白いと思った。TSUTAYAにはTSUTAYA図書館であったような既存のものをひと工夫して、消費者の心を惹きつける日本的な技術をよりマーケティングに組み込んで欲しいと感じた。
用語
レコメンド:勧めること。推薦すること。
プロトタイプ:ユーザーの動作確認用として作成する試作品のこと。
インプレッション:サイト上掲載された広告が閲覧された回数。ページレビュー(pv) × 広告掲載数 = インプレッション
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