コラム合戦~夏の陣~#17
文化の違いを埋めるカラーリングとデザイン
要約
国によって色に対する認識が異なるため、ウェブサイトなど色の持つイメージや意味の影響を受けるものをデザインする時には注意が必要である。グローバルサイトを作る場合は、想定ユーザーの国や地域に配慮した配色、レイアウトを考慮するべきである。
感想
グローバル化が進んでいる今の社会では、異文化に触れる機会が多いですよね。しかし、普段の生活でデザインに対する文化の違いを意識することは少ないと思います。そこで、見落としがちな、デザインの文化の違いに関する記事を取り上げてみました。
虹が4色や3色だと認識している国があることを知っていましたか?筆者はこの記事で初めて知りました。びっくりですね。このことから分かるように、国によって色彩感覚が全く違うようです。色に対する印象の例が記事にも少し出ていましたが、他に、黄色に対する印象の違いが面白かったので紹介しようと思います。日本では楽しい、活発などの良いイメージですが、欧米では裏切り者、臆病などをイメージさせる色で、中国では性的表現のイメージ、ヒンドゥー教では尊敬をイメージさせる色だそうです。本当に文化ごとにバラバラですよね。日本で生活していると、自分の価値観が普通だと思ってしまいがちですが、グローバル視点で見るとそうでもないんですよね。このことは覚えておくと、異文化に対する理解を深めるきっかけになりそうですね。
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