コラム合戦~夏の陣~#16
購買意欲を掻き立てるデザインの危険
要約
「親近感を持たせること」それは確かに人間関係を構築するのはじめの一歩でもあるし、どうやら購買意欲を掻き立てることでもあるらしい。ハイネケンやアマゾンのロゴには笑顔のマークが隠されている。身近なところにある何気ないデザインは、潜在意識に潜り込むスパイであった。
感想
デザインにはこんな事実が隠されていたのですね。筆者も小学生の頃にサブリミナル効果の仕組みを知り、デザインの恐ろしさを知りました。相手に印象付けるのも、度が過ぎてしまうと危険になりかねません。デザインだけでんなく質の見極めも大事ですね!
注釈
サブリミナル効果 sabliminal effect
サブリミナルとは識閾下刺激という意味で、意識されなかったり刺激を感じないような、人間が知覚可能な最低レベルの刺激強度以下の強さで提示される刺激のことであり、そうした刺激を用いた広告のことをサブリミナル広告とよぶ。1957年にヴィカリー(J.Vicary)が、ニュージャージー州フォートリーの映画館で映画「ピクニック」の上映中に1/3000秒の速さにより、「ポップコーンを食べよう」「コークを飲もう」というメッセージを5秒間隔で挿入したところ。ポップコーンの売上高が57.7%、コークの売上高が18・1%増大したという実験結果を報告したことから話題となった。ただしこの実験自体の信憑性が問われており、またさまざまな追試が行われているものの、サブリミナル刺激の効果ははっきりしていない。
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